オーダー品の設計に挑む面白さ。完成後に感じる達成感が次への意欲に。
設計部 機械設計担当
2007年1月入社
機械設計を担当。仕様確認や打ち合わせ、図面製作から最終的な立会い検査まで、一連の流れを担う。
入社したきっかけは何ですか?
前職は、バイク屋の営業です。バイクは好きでしたが、話すこと自体はあまり得意ではなく、転職先を探す中で出会ったのが、春日電機でした。きっかけは、転職サイトです。子どもの頃からプラモデルをつくることが好きで、大学も機械系の学部を卒業しています。 入社を決めたのは、面接と面接官の雰囲気が大きいです。あとは、転職サイトの担当者から「この会社は辞める人が少ないし、いいところですよ」と言われたことも、強く印象に残っています。何をつくっている会社なのかは、よくわからない。でも、入ってから知っていくというのも、面白いんじゃないかなと。
現在の仕事内容を教えてください。
当初から設計を希望し入社しましたが、“静電気”は未知なる分野。一から研修で学びました。私の頃の研修期間は、8ヶ月くらいでしたね。設計はもちろんですが、お客さまのところに出向いて取り付けを行ったり、組み立てを学んだり。充実した研修だったと記憶していますが、年々改善され、今はさらによくなっていると思います。私の時代にはなかった内容も組み込まれていますね。 仕事内容は、ひとことで言うと機械設計です。お客様との仕様打ち合わせを行い、詳細な図面作成に取り掛かります。その後、手配・組立・最終検査を終え、装置据付やお客様との立会いを行うのが一連の流れです。
仕事の面白さ、大変さについて、教えてください。
リピート品もありますが、私が担当しているコロナ分野は、1品1品がオーダー品です。1から作ることが多く、その都度調べた上で作業に取り掛かるため、1つの受注が終わるごとに、経験を積み、成長している自分に気づきます。やりきった達成感もありますね。 過去に、特殊な仕様の話をいただいたときは「本当にできるのかな?」と思ったことも。実際作ってみたら、やっぱりできない(笑)。でも先輩や上司とテストや改造を繰り返して、上手くいったときには、心底安心しましたし、本当に嬉しかったですね。予定よりも少し納期が伸びてしまったのですが、お客様からも「他社にはできなかったこと。満足している」と言っていただけたことは、とても印象に残っています。
春日電機の雰囲気は?
こちらが打ち合わせで地方に出向くこともあれば、各地の事業所の営業が本社でテストすることもあり、全員が顔なじみですね。人に恵まれている会社だと思います。 オーダーごとに設計と技術で話をするため、納期をこなしていけばある程度自由に休みをとることもできます。納期によっては、休日出勤もありますが、自由度は高いです。仕事量も大体均等に振り分けられますし、本当にキツければ、周囲も手伝ってくれますね。
これからの目標は?
今は、経験を積み重ねている最中で、まだまだ知らないことも多いです。入社から12年が経ちましたが、機械の種類が多いため、先輩から教わることも日常茶飯事。 複雑な機械は、上司や工場長といった上の立場の人が手がけているため、経験を積み、信頼を得ることで難しい案件も任せてもらえるようになりたいですね。いずれは工場長のような責任ある立場に就きたいとの思いもあります(笑)。