エアプラズマ(APW-602f)
Air Plasma (APW-602f)
特長
エアプラズマは放電電極から照射されたアーク状コロナを直接ワークに吹きつけることで表面改質を行なう装置です。
放電電極先端部に取り付けられた一対の対向電極間に高電圧が印加されるとコロナ放電が発生し、さらに内蔵ファンのアシストによりアーク状コロナが生成されます。このアーク状コロナのダイレクト照射によるプラズマ効果(官能基導入)と熱的要因による熱溶融で基材表面の親水性が向上します。
エアによるアーク状コロナを強制照射するため複雑な形状のワークにも対応可能であり、大掛かりな設備が不要です。
回路構成
処理例
仕様
供給電圧 | 単相 AC100V,110V,200V,220V 50/60Hz | |
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消費電力 | 1000VA | |
処理幅 | 40~50mm | |
設置距離 | 10~30mm (電極先端からワークまで) | |
処理対象物 | プラスチック、ガラス、金属 (接地された金属体についてはご相談願います) | |
寸法 | 電源部 | 305×418×273mm |
電極部 | 46×237×123mm | |
質量 | 電源部 | 34kg |
電極部 | 2.2kg | |
環境 | 温度5℃~40℃ 湿度17%~70%RH(結露なきこと) |