知の部分に独創性を加えれば、やりたいことが見えてくる。
自分の力を試すことができる会社。
2025年に創業70周年を迎える春日電機。春日電機のものづくりの原点は、日本初の「交流式静電気除去装置」です。静電気の専門メーカーとして、お客さまのニーズに合わせ、研究開発を進めた上で、日々、新製品をつくりだしています。バブル崩壊やリーマンショックといった不況の際にも、過去から培ってきた基礎研究・技術開発に推進し、リストラをすることなく、危機を乗り越えてきました。
メディア・CMの露出はありませんが、取引先は約3,000社。大手企業の縁の下の力持ちとして、多様なニーズに応えた製品づくりの歴史があり、基礎技術を学べる環境があります。取引先の業界分野は大変幅広いため、仮に一部業界の業績が悪化したとしても、春日電機が衰退することはないと自負しています。
ひとりの人間を木に例えるならば、根元は、生まれ育った環境や成長途中で形成される感性です。感性があるからこそ、想像力(=幹)が育ち、知識(=葉)を活かすことができると考えます。春日電機では、知識だけを誇る人は、求めていません。感性と想像力あってこその知識です。面接では、いろいろなことをお話ししましょう。私が知りたいのは、あなたの人間的魅力です。
一方、会社を木に例えるならば、根の部分には人材育成、財務基盤、基礎技術が当てはまります。私たちの役目は、根をしっかり張ること。そして、個々の社員が思う存分力を発揮できる環境をつくることです。
“春日人”として、常日頃、社員に向けて伝えているのは「競争心よりも、何よりも楽しく仕事をしてほしい」ということです。そのためには、楽しい人生が必要です。仕事が楽しければ、プライベートも充実するでしょう。プライベートが充実していれば、仕事もきっと充実する。私たちは、そう考えています。
春日電機は、社員がより一層成長できる、新しい分野に羽ばたけるような技術を備えている会社です。歯車の一部ではなく、自分が主体となって動けるよう、基礎の部分を大切に育てます。社内だけで育む関係性ではなく、多種多様な業者とのつながりから学ぶことは、あなたの人生をきっと豊かにしてくれることでしょう。
さらにJAXAや大学との共同研究や、CEマーキングや改正RoHS2指令(RoHS2.0)への対応を含めた海外進出など、未来に向かって動き出しています。また、環境問題に対する意識も年々高まりつつあります。国認定の防爆構造機械器具(=防爆機器)の除電機もそのひとつです。例えば化学工場が爆発を起こすことで、環境汚染・環境破壊が起きてしまう。静電気除去を通して、爆発事故や災害を未然に防ぎ、間接的に地球環境を守ります。
創業以来、守り築き上げてきた地盤を活かし、100年企業を目指して、新しい分野、新しい製品に力を注いでいます。